ラーメン店情報

さっぽろ純連 札幌本店:ラードの膜の向こうに広がる、熱くて濃厚な味噌の世界

実際に訪問して体験した、札幌味噌ラーメンの代名詞。並び方から食べ方の注意まで完全レポート。

RenMeiZack
Structured by our team / Written by Ren, Mei & Zack (AI Editors)
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ひと目でわかる純連

項目内容
難易度★2 Standard(注文は食券機・写真付きで選びやすい)
英語対応基本なし(写真付き食券機で対応可能)
支払い現金のみ
待ち時間平日昼で約40分
おすすめ対象札幌味噌ラーメンの代表格を本気で食べたい人
注意スープが極めて熱い / かなり重たい / にんにく強め
初回の注文みそ(¥1,200)。重さが不安なら正油。大食いでなければセット不要

これは「わざわざ行く店」です

純連は札幌中心部から地下鉄で約12分+徒歩10分。観光のついでにふらっと寄る店ではなく、ここを目的にスケジュールを組む価値のある店です。札幌味噌ラーメンの真髄を体験するなら、時間を確保して向かってください。

🍜さっぽろ純連とは

さっぽろ純連(じゅんれん)は、札幌味噌ラーメンの歴史を語る上で外せない名店です。創業者・村中明子氏が1964年に開いた「純連(すみれ)」から始まり、その後「純連(じゅんれん)」と「すみれ」に分かれたという有名な系譜を持ちます。

純連の最大の特徴は、スープ表面を覆う分厚いラードの層。この油膜がスープの熱を閉じ込め、最後の一口まで熱々の状態を保ちます。濃厚な味噌のコクと、ラードが生み出す圧倒的な熱量。これが「純連の味噌」です。

さっぽろ純連 札幌本店の入口。木製の大きな看板が目印。
堂々とした木製看板が出迎える純連札幌本店
Ren

Ren

札幌の味噌ラーメンといえば「すみれ」と「純連」。この2つの名前の関係を知っておくと、札幌ラーメンの歴史がぐっと面白くなるよ。どちらも同じルーツから生まれた名店だ。

🏠店内の雰囲気 — 静かで清潔、荘厳な空気

店内に入ってまず感じるのは、意外なほどの静けさです。厨房は無言で調理が進み、店員も必要最低限しか話しません。わいわいおしゃべりするような雰囲気ではなく、どこか荘厳な空気が漂います。一杯のラーメンに向き合う場所、という印象です。

カウンター席、テーブル席ともに店内はかなり清潔に保たれています。卓上の調味料もすっきりと配置され、全体的にクリーンな印象。ラーメン自体は油たっぷりの力強い一杯ですが、店内はそのイメージとは対照的にきちんと整えられています。なお、使い終わったティッシュは席の足元にあるゴミ箱に捨てられます。テーブルの上に置きっぱなしにしないように。

🚶到着から着席まで — 並びの流れ

平日12:35に到着した時点で、並びは約20人。ここから着席まで約40分かかりました。純連は常に行列ができる人気店ですが、回転はそこまで速くありません。スープが非常に熱いため食べるのに時間がかかること、チャーハンセットを注文する人が多くボリュームで食事時間が延びることが要因です。13時過ぎに店を出たときも10人ほど並んでいたので、常にある程度の待ちは覚悟しましょう。

  1. 店外の列に並ぶ。列は店舗前の通路に沿って伸びる
  2. 列の途中にタッチパネル式の食券機がある。自分の番が来たら食券を購入する
  3. 食券購入後、引き続き列で待つ
  4. 店員が食券を受け取りに来る。このとき人数を聞かれる
  5. 混雑時は「カウンターでもいいか?」と聞かれることがある。テーブル希望の場合は待ちが長くなる可能性あり
  6. 席が空いたら案内される。水は席まで持ってきてくれる

待ち時間の目安

平日ランチピーク(12時台)で20人・約40分待ち。土日のピーク時はさらに長くなる可能性があります。待ち時間を短くしたいなら、15時〜17時の中休み明けを狙うのがおすすめです。

純連のタッチパネル式食券機。みそ・辛みそ・正油・しお・ごはん・セットなどのカテゴリが写真付きで表示されている。
タッチパネル式食券機。写真付きなので日本語がわからなくても選びやすい

外国人旅行者への注意

食券を受け取りに来る店員から人数を聞かれます。英語が通じるかは不明ですが、聞かれるのは人数だけなので「2 people」のように答えれば問題ありません。「Counter?」「Table?」と聞かれたら、好みの席を伝えましょう。テーブル席を希望する場合、混雑時は待ち時間が長くなることがあります。

Zack

Zack

平日ランチで40分待ちだ。土日はさらに覚悟が必要。並んでいる間に食券機の前を通るから、何を注文するか列に並びながら考えておくとスムーズだよ。

🎰タッチパネル食券機の使い方

純連の食券機はタッチパネル式で、写真付きのカテゴリから選ぶ方式です。旧来のボタン式と違い、写真を見ながら選べるので外国人にも比較的わかりやすいです。ただし表示は日本語のみ。以下のメニュー表を参考にしてください。

食券機の味噌メニュー画面。みそ1,200円、みそ大盛1,400円、味玉みそ1,380円、みそチャーシュー1,750円などが写真付きで表示。
味噌メニューの画面。価格と写真が一目でわかる
メニュー価格(税込)備考
みそ (Miso)¥1,200看板メニュー。迷ったらこれ
辛みそ (Spicy Miso)¥1,500辛さを求める人に
正油 (Shoyu)¥1,200味噌が重い人はこちら
しお (Shio)¥1,200最もあっさり
味玉みそ (Miso + Egg)¥1,380半熟味玉トッピング
みそチャーシュー (Miso + Chashu)¥1,750チャーシュー増量。本レポートで注文
大盛 (Large)+¥200全メニュー共通
チャーハン (Fried Rice)¥1,050セットで頼む人が多いがボリューム注意
ライス (Rice)¥250味噌スープとの相性◎。チャーハンより軽く、口直しにも
Mei

Mei

ラードの膜でスープに湯気がほとんど立たないから、写真が撮りやすい一杯でもあるよ。見た目のインパクトもすごいし、SNS映えは間違いなし。ただし映えを狙って撮影に時間をかけすぎると麺がのびるから、手早くね!

卓上メニュー。みそラーメン、辛みそラーメン、正油ラーメン、しおラーメンなどの写真と価格が一覧で確認できる。トッピングも掲載。
卓上メニュー。全メニューの写真と価格を確認できる。英語メニューはないが、この写真を参考にすれば選べる

🔥実食 — 味噌チャーシューメン

純連の味噌チャーシューメン。分厚いチャーシューが4枚、濃厚な味噌スープの上に並ぶ。スープ表面はラードの膜で覆われている。
味噌チャーシューメン(¥1,750)。ラードの膜がスープを覆い、湯気がほとんど立たない

スープ — 灼熱のラード膜に潜む濃厚味噌

まず目を引くのが、スープ表面を完全に覆うラードの層。湯気がほとんど立たないので一見穏やかに見えますが、これが罠です。ラードがスープの熱を閉じ込めているため、見た目に反して極めて熱い。いきなり飲むとやけどの危険があるので、必ず息を吹きかけて冷ましてから口に運んでください。

このラード膜がもたらす熱さこそが、純連の味噌の美味しさの一因です。しばらく食べ進めてもスープの温度がほとんど下がらない。最後の一口まで、熱々の味噌スープを楽しめます。

味は濃厚でありながらマイルド。味噌のコクがしっかり感じられつつ、角のない丸みのある味わい。にんにくと生姜がかなり効いているのでパンチもあります。この生姜がラードの熱さと合わさって、食べ進めるうちに体の芯からポカポカと温まってきます。にんにくについてはFAQも参照してください。

やけど注意

ラードの膜が保温層の役割を果たし、湯気がほとんど出ません。見た目で温度を判断できないのが純連スープの特徴です。最初の一口は必ずフーフーと冷ましてから。食べ終わりまでずっと熱いままです。

麺 — 濃厚味噌に負けない太めの縮れ麺

麺は太めでしっかりしたコシがあります。小麦の風味が感じられる力強い麺で、あの濃厚な味噌スープにまったく負けていません。縮れがスープをしっかり持ち上げてくれるので、麺をすするたびに味噌の旨みが口いっぱいに広がります。

チャーシュー — こってり、ホロホロ、味染み

チャーシューメンに載る分厚いチャーシューは絶品です。こってりとした脂の甘みがありながら、箸で簡単にほぐれるほど柔らかい。味がしっかり染みていて、スープとの相性も抜群です。

ただし、ラードのスープ+チャーシューの油分で、全体的にかなり重たい一杯になります。満足度は非常に高いですが、油分が多い食事が得意でない方には少し重く感じるかもしれません。その場合は正油やしおを選ぶのも良い判断です。

ボリュームについて

チャーハンセットは量がかなり多く、よく食べる男性でも「苦しい」と言うレベルです。隣の男性客がチャーハンセットを食べ終わった後に「苦しい」とつぶやいていたのが印象的でした。チャーシューメンだけでも十分なボリュームがあるので、初めての方はセットは避けた方が無難です。ごはんと一緒に食べたいなら、チャーハンではなく白ご飯(¥250)がおすすめ。濃厚な味噌スープとライスの相性は抜群で、ボリュームも調整しやすいです。

よくある質問

Q英語メニューはある?

ありません。卓上に日本語メニュー(写真付き)がありますが、食券機で注文した後に着席するため、初回注文の参考にはなりません。この記事のメニュー表や食券機の写真を事前にスクリーンショットしておくことをおすすめします。

Qクレジットカードは使える?

使えません。現金のみです。食券機は紙幣・硬貨に対応しています。

Qどのくらい並ぶ?

平日ランチピーク(12時台)で約40分でした。13時過ぎでも10人ほど並んでいたので、常にある程度の待ちは発生します。比較的空いている時間帯は15時〜17時頃と思われます。土日のピーク時はさらに待つ可能性があります。

Qテーブル席はある?

テーブルが2卓あります。4人がけですが、詰めれば5〜6人でも座れるサイズです。ただし混雑時はカウンター席に案内されることがあり、テーブルを希望する場合は待ちが長くなることがあります。

Qにんにくや生姜は入ってる?

にんにく、生姜ともにかなり効いています。味のパンチと体が温まる効果に貢献していますが、にんにくについては翌日に大事な予定がある方は注意してください。

🚃アクセス

札幌駅から地下鉄南北線の真駒内方面(南行き)に乗り、約12分で澄川駅に到着します。澄川駅からは平岸通をまっすぐ南へ徒歩約10分。地図では少し遠く見えますが、実際に歩くと一本道でわかりやすく、思ったよりあっという間に着きます。

車の場合は店の向かいと前に駐車場があり、合計22台分。オフピーク時なら駐車スペースに余裕があります。

📋店舗情報

項目詳細
店名さっぽろ純連 札幌店
ジャンル味噌ラーメン(正油・塩もあり)
難易度★2 Standard
注文方式タッチパネル食券機(現金のみ)
座席カウンター + テーブル2卓(4人がけ)
価格帯¥1,200〜¥1,950
英語メニューなし(写真付き食券機で選べる)
最寄駅澄川駅(南北線)徒歩約10分
駐車場あり(22台)
待ち時間目安平日ピーク約40分 / オフピーク推奨
営業時間・定休日変動の可能性あり。訪問前に公式情報をご確認ください

🎯この店が向いている人・向いていない人

おすすめ不向きかも
札幌味噌ラーメンの「本物」を体験したいあっさり・軽めのラーメンが好み
濃厚でパンチのある味が好き油分が多い食事が苦手
40分以上並んでも食べたい一杯がある待ち時間をかけたくない
にんにく・生姜の効いた力強い味が好き翌日に大事な人と会う予定がある
一杯のラーメンにじっくり向き合いたいわいわい話しながら食べたい

まとめ

さっぽろ純連は、札幌味噌ラーメンの真髄を体験できる名店です。ラードの膜が閉じ込める灼熱のスープ、濃厚でマイルドな味噌のコク、小麦が香る力強い太麺、そしてホロホロのチャーシュー。すべてが重厚で、一杯の満足度は圧倒的です。

札幌を訪れるなら、ぜひスケジュールに組み込んでほしい一軒です。並びは覚悟が必要ですが、それだけの価値がある一杯。にんにくと翌日の予定にだけは気をつけてください。

食べ終わって外に出ると、まだ気温の低い札幌の空気の中でも全然寒くありませんでした。灼熱のスープ、にんにく、生姜——純連の一杯が体の芯まで温めてくれていたのだと実感した瞬間でした。

Visited & Verified by Our Team

この記事は、Ramen Gateway編集チームが2026年3月に実際に店舗を訪問し、並びから実食まで体験した上で執筆しています。写真もすべて訪問時に撮影したものです。

🍜【さっぽろ純連 札幌本店】の店舗情報はこちら

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